認知症発症10年後の現在はどんな感じ?トイレ失敗や徘徊は?
義母が認知症を発症してから約10年が経過しました。
ひと言でいうと体は元気です。
ご飯もしっかり食べ、自分で歩けるし靴も履けます。
着替えに関しては、認知症になって数年後には難しいようで、手伝いが必要です。
季節感もありませんので、真夏にセーターを引っ張り出して来たりすることもあるようです。
10年後の現在の介護認定は、要介護2。平日はデイサービスに通っています。
認知症テストの点数は1年前で15点でした。
ところが、先月夜中にトイレを失敗してしまい、病院で認知症テストをしたところ、9点に下がっていました。
この点数は、先生いわく「何が起こってもおかしくない状態」とのこと。
何が起こってもおかしくないというのは、トイレを失敗するだけでなく便を食べてしまtっても不思議ではない段階に来ている状態で、施設に預けるにしても遅いくらいと言われました。
トイレ失敗
義母がトイレを失敗したのは夜中でした。
布団から起き上がり、トイレに行こうとしたのですが間違えて別の部屋に行ってしまったのです。
そしてその部屋に置いてある椅子の上で、尿と便の両方をしてしまいます。
朝起きてみると、部屋の至るところが便まみれになっていました。
義父と夫が後片付けをしたようで、ついにトイレを失敗するようになったとショックを受けたようです。
ちなみに我が家は義母と義父が2人で暮らしており、私と夫は義父母の家から車で5分ぐらいのところに住んでいます。
夫は朝昼晩と様子を見に行っており、そこで義母のトイレ失敗を確認したことになります。
徘徊
義母の認知症はアルツハイマー型で、物事を忘れるという症状がメインです。
徘徊はほとんどしません。
たまに近所に住む弟さんのところに勝手に歩いていきますが、ちゃんとたどり着いていますので、徘徊という扱いにはなりません。
もし弟さんの家が遠くてたどり着かなかったら、徘徊になるのでしょうね。
家族が認知できていない?
現在というより、コロナの前ぐらいから義母は家族を認知出来ていたり出来ていなかったりという感じです。
息子(夫)に関しては、義母の弟になったり父親になったり、義母の夫になったりと、義母が今どの時代にいる設定になっているかで変わるみたいです。
たまに夫の名前を呼ぶこともありますので、その時は息子だとわかってるのでしょう。
嫁の私の場合、顔と名前は一致していません。
ですが、何か見たことあるぞ、というような感じで挨拶をしてきます。
なんとなく覚えているのかもしれませんね。
トイレ失敗は今のところ1回だけですが、頻繁になってくると生活が成り立たなくなってくると予測されるため、介護施設へ預ける検討をしています。